(このブログは 「気象学と気象予報の発達史 」の一部です。)
インターネットの普及は過去の資料へのアクセスを劇的に改善している。古い文献に関して、蔵書を確認して図書館へ出かけなくても、デジタル化されてインターネット上で公開されているものがある。例えばイギリスの王立協会が1665年から出している学会誌「哲学紀要(The
Philosophical Transactions of the Royal
Society)」は大半がデジタル化されオンラインで公開されている(https://royalsocietypublishing.org/journal/rsta)。1735年のハドレーによる有名な大気循環の論文なども、机上のPCから読むことができる。
1735年のハドレーの論文 |
文献の知識を集約することによって新たな知識が生まれることもある。古い文献のインターネットでの公開が、今後もっと進むことを願っている。
(次は「ムンクの「叫び」とクラカタウ火山」)
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